HIV感染症の検査をしてからセックスをしよう!

HIVは感染確率が低く、注射器の回し打ちやセックスといったごく限られた接触でしか感染しません。
医療機関では、注射針や注射器を毎回交換することが義務づけられましたから、感染経路はセックスが大半となり、コンドームなしのセックスには注意が必要です。
コンドームが万全かというと、万が一ということもありますので、やはりHIV検査を定期的におこなうのが望ましいと言えます。

HIVの感染経路は限られており、血液や精液、膣分泌液を介して感染します。
唾液にもこのウィルスは含まれていますが、濃度が低いため、バケツ何杯分もの唾液がなければ感染はしないとされ、普通のキスや回し飲み程度では感染しません。
しかし、口内炎などで出血している場合は、血液を介しての感染確率がゼロではなくなります。
何の懸念もなく安心して暮らすには、パートナーとともに、定期的にHIV検査をするのが理想です。

このウィルスに感染すると、発熱や頭痛、関節痛やリンパ節の腫れなど、インフルエンザに似た初期症状が現れることがあります。
これは、体内に侵入したウィルスを排除しようとする免疫細胞の働きによるものです。
インフルエンザウィルスは1週間もすれば、ほとんどの場合駆逐されますが、HIVは感染したら、生涯体内にとどまり続けます。

以前はほぼ確実に死に至る病でしたが、現在は進行を抑える薬が開発され、生涯服用することにより、普通に日常生活をおくって寿命まで生きられるようになっています。
ただ、放置していれば数年後から十数年後にエイズを発症し、死に至る病であることに変わりはありません。
現在は進行が早くなっており、数年で死に至ることも増えています。

HIVに感染しても、自覚症状がまったくないという人も少なくありません。
感染に気づかないまま過ごしていて、ある日突然エイズを発症するというケースが増えています。

エイズとは、侵入したHIVの攻撃によって免疫細胞がほとんど失われ、免疫機能がなくなったために、健康な人には無害な常在菌にさえ浸食されるようになった状態です。
ここまで至ると、日常生活が送れなくなり、病床に伏すことも多くなります。
現代の医学をもってしても、救えないのが一般的です。

感染経路は限定されていますから、感染確率があると認識している場合は、HIV検査をし、感染を早期発見し、治療によって免疫細胞の減少を食い止められれば、普通の生活をしながら天寿をまっとうすることができます。
これは、治療薬がまだなかった、つい三十年ほど前までは叶わなかったことです。

エイズ診断基準の疾患に当てはまるようなら注意!

エイズ診断基準の疾患としては、カポジ肉腫や反復性肺炎など、23種類の疾患が挙げられています。
こうした症状が現れ、検査を受けて、エイズと診断され、初めてHIVに感染していた事実を知る患者も少なくありません。

こうした状況を、いきなりエイズと呼ぶこともあります。
エイズを発症してからでは、日常生活を送るのが困難になり、死亡率がかなり高くなります。

エイズ発症は、防ぐことが可能です。
それはHIV検査をして早期発見、早期治療をすることです。
HIVも性病ですが、一般的な性病検査ではなく、HIV検査をすることになります。
ただ、性病にかかっていると、HIV感染率が数倍にも跳ね上がるため、性病検査もしておくことが大事です。

どちらの検査も医療機関や保健所、検査キットでおこなうことができます。
保健所や検査キットを利用すると、匿名性が保てます。

医療機関に足を運びづらい場合は、保健所や検査キットで名前を伏せたまま、調べることが可能です。
検査は血液検査となります。

一般的な健康診断でも血液検査はおこないますが、健康診断の血液検査でHIVの有無を調べることはできません。
健康診断とは別個の、専門の検査でしか発見できませんので、HIVに特化した検査を受けることになります。
保健所の検査なら無料ですし、検査キットなら郵送でやりとりできます。